トレーサビリティー

小川原湖産大和しじみトレーサビリティシステムは、「小川原湖産 大和しじみ」と表示され販売されているしじみが、確かに小川原湖内で漁獲されたしじみだと証明できる仕組みです。小川原湖で漁業を行う全ての生産者と、協議会に参加する買受人が協力して、この仕組みに取り組んでいます。

  • 商品に貼付されたQRコードから
    生産者情報をご覧いただけます
  • トレーサビリティシステムと物(しじみ)の流れ

トレーサビリティシステムに参加する事業者

生産者(しじみ操業経営体)規約により全量漁協出荷されます
漁協(小川原湖漁協)入札(競り)後全量が買受人へ出荷されます
買受人(しじみ買受人)入札(競り)後買受人より一歩川下へ出荷されます

トレーサビリティシステムを始めた背景

  • 流通段階における外国産しじみとの混入の問題(偽造表示への対応)
  • 流通段階における県内他産地との分別されない問題(ブランド化の確立)
  • 販売した後の責任を明確化する必要性(生産者責任、買受人の販売者責任の明確化)
  • 表示制度の改正への対応

トレーサビリティシステムの仕組みと各事業者の役割

買受人以降(川下)の業者や消費者は「小川原湖産大和しじみデータベース」にアクセスすることにより、販売されている原料のデータ(産地・生産者・買受人)の閲覧が可能となります。

トレーサビリティに関するお問い合わせ

トレーサビリティシステムについての問い合わせは小川原湖漁業協同組合がお答えしております。FAXまたはメール(お問い合わせフォーム)からの受付に限らせていただいていおります。また、ご返答については2〜3日お時間を頂いております。

FAX 0176-56-5515

トレーサビリティシステムの詳しい内容は下記のサイトをご覧ください。
「小川原湖産大和しじみトレーサビリティシステム基本構想書」(PDF)が掲載されています。

食品需給研究センター「事業者間組織によるトレーサビリティシステム基本構想書作成プロジェクト」

協議会について

小川原湖漁協では、2006年9月よりトレーサビリティシステム導入について検討を始め、2007年9月に「検討委員会」を設置し、2008年4月より本格稼動させました。この間「小川原湖産大和しじみトレーサビリティシステム基本構想書」「買受人の業務手順書」を作成しております。また、2008年6月「小川原湖産大和しじみトレーサビリティ協議会」を設立致しました。
小川原湖産大和しじみトレーサビリティ協議会委員は、小川原湖漁業協同組合の「小川原湖産大和しじみトレーサビリティシステム」を実施している生産者代表・漁協代表・買受人代表・専門員で構成されます。協議会は、別に定める規約に沿って運営されます。

協議会の目的

小川原湖産大和しじみトレーサビリティ協議会は、トレーサビリティシステムの監査と指導を通じて以下の3点を実現することを目的としています。

  • 産地表示に対する
    信頼性の確保
  • 「小川原湖産ブランド化」
    の支援
  • 責任の明確化

協議会の役割

記録と保管の調査
協議会は参加している買受人に対し、年数回の立ち入り調査を行います。
買受人向けに定めた手順書を満たす記録がされているかなど調査を行います。調査には協議会事務局と専門員が立会い報告書を作成し検討します。
参加者への指導
生産者、参加事業者(買受人)、漁協へ指導を行うと共に、報告書を協議会で検討し、改善点がある場合は指導します。又各段階からの意見(要望)を聴収して改善に努めます。
小売店への現地調査
年数回の現地販売状況の調査を行います。
広報活動
POP作成、パンフレット作成、店頭PR、ホームページの更新・追加を行い、販売促進の補助も行います。