小川原湖の紹介

青森県で一番大きな湖。
淡水と海水が混じる汽水湖。
水産資源が豊富なことから「宝湖」と呼ばれます。

小川原湖は青森県の東部に位置する青森県最大の湖です。広さでは我が国第11番目(汽水湖では5番目)、八甲田山系を源とするミネラル豊富な水が高瀬川を通って流れ込む一方、太平洋から満潮時に海水が逆流して流れ込み、汽水湖という独特な生態系をつくる小川原湖は、多種多様な水産水産資源に恵まれ、中でもしじみ、しらうお、わかさぎは全国屈指の水揚げを誇り、古くから周辺地域の食と生活を支える「宝の湖」です。

 

小川原湖周辺には姉沼、内沼、田面木沼などの湖沼群が分布、総称して小川原湖湖沼郡と呼ばれます。豊かな自然に囲まれた当地は、多種多様な生物体系を有し、環境省より日本の重要湿地500、日本の音風景100選の指定も受けています。

遠浅のため夏は湖水浴客で賑わい、冬は結氷した湖面でワカサギの穴釣りが楽しめます。また、周辺にはキャンプ場も多く、四季をとおして自然を楽しめる環境が整っています。

小川原湖の概要

湖面積63.2km2(青森県最大、全国で11番目)
湖容量714×106m3
最大水深25m
平均水深約11m
湖岸延長67.4km
所在地青森県上北郡東北町大字大浦字小川原湖191番地
※湖としては全国で唯一地籍を持っています